今日は、むつ歩こう会の定例活動日でした。
むつ歩こう会は原則として毎週金曜日午後2時、むつ市真砂町の「しもきた克雪ドーム」でウォーキングを楽しんでいます。皆さんもお気軽にご参加ください。一緒に歩きましょう。
歩きすぎると逆効果?
私たちは健康のためにウォーキングを続けていますが、「もっと歩かなければ」と頑張りすぎていませんか?実は、年齢を重ねた私たちにとって、無理な頑張りはかえって逆効果になることがあるのです。今日は「頑張りすぎないこと」の大切さについて、一緒に考えてみましょう。
頑張りすぎると何が起こる?
「たくさん歩けば歩くほど良い」と思いがちですが、それは少し違います。特に60代を過ぎると、体の回復力が若い頃とは異なります。
- 関節への負担増大: 歩くことは足腰の筋肉を鍛えますが、過度な負荷は膝や股関節などの関節に大きな負担をかけ、痛みや炎症の原因になります。
- 疲労の蓄積: 適切な運動は疲労を解消しますが、やりすぎると疲労が蓄積し、かえって体を動かすのが億劫になったり、風邪を引きやすくなったりします。
- 怪我のリスク上昇: 疲れがたまると、注意力が散漫になり、つまずきやすくなったり、転倒のリスクが高まります。
無理なく続けるための3つのポイント
では、どうすれば無理なく健康的にウォーキングを続けられるのでしょうか。
- 「ほどほど」のペースを意識する: 頑張って速く歩くよりも、会話ができるくらいのペースで、景色を楽しみながら歩くのが理想です。
- 休養を大切にする: 毎日欠かさず歩くことよりも、疲れたら無理せず休むことが重要です。体を休める時間も、トレーニングの一環だと考えましょう。
- 体の声に耳を傾ける: 「今日は少し足が重いな」「膝が少し痛むな」と感じたら、それは体が「休憩が必要だ」と教えてくれているサインです。無理をして歩き続けるのではなく、コースを短くしたり、散歩に切り替えたりする柔軟な気持ちを持ちましょう。
トレーニングで自分に負荷をかけることは大切ですが、それはあくまで「今の自分にとって適切な負荷」であるべきです。若い頃とは違う、今の自分の体の状態を理解し、無理なく、楽しく続けることが何よりも重要です。
ウォーキングは、自分自身の健康だけでなく、仲間とのおしゃべりや新しい発見を楽しむための時間でもあります。これからも、「頑張りすぎず、楽しむこと」をモットーに、一緒にウォーキングを続けていきましょう。
