今日は、むつ歩こう会の定例活動日でした。
むつ歩こう会は原則として毎週金曜日午後2時、むつ市真砂町の「しもきた克雪ドーム」でウォーキングを楽しんでいます。皆さんもお気軽にご参加ください。一緒に歩きましょう。
悩む時こそ歩いてみよう! 心を整える「一定リズムの魔法」
私たちのウォーキングは、体力を維持するだけでなく、「心の健康」にも大きな恵みを与えてくれます。「なんだか気持ちが落ち着かない」「漠然とした不安がある」「頭の中で悩み事が堂々巡りしてしまう」—そんな時こそ、歩いてみましょう。
今回は、なぜウォーキングが心を落ち着かせ、前向きな気持ちにしてくれるのか、その自律神経の仕組みに注目して深掘りしていきます。
「一定のリズム」が自律神経を整える
ウォーキングは、特別な技術や集中力を必要とせず、「一歩、一歩」と繰り返すだけのリズミカルな運動です。この単純な反復運動こそが、心と体を安定させる鍵となります。
1. セロトニンの活性化
私たちの脳内には、「セロトニン」という神経伝達物質があり、気分を安定させ、心のバランスを保つ役割を担っています。別名「幸福ホルモン」とも呼ばれます。
このセロトニンは、咀嚼(噛むこと)や呼吸、そして「ウォーキングのような一定のリズムを刻む運動」を行うことで、効率よく分泌が促されることがわかっています。
悩みや不安で心が不安定な時、一定のリズムで腕を振り、足を前に出すという単純な動作は、脳のセロトニン神経を心地よく刺激し、乱れた心の波を穏やかにしてくれます。
2. 自律神経のバランス調整
自律神経には、活動時に優位になる「交感神経」と、リラックス時に優位になる「副交感神経」があります。ストレスや不安を感じている時、私たちの体は交感神経が優位になりすぎて、心拍数が上がり、体が緊張した状態になります。
ウォーキングを始め、一定のリズムで歩き、深呼吸を繰り返すことで、この過剰に優位になっていた交感神経の興奮が和らぎ、リラックス効果のある副交感神経とのバランスが整い始めます。これにより、全身の緊張がほぐれ、穏やかな気持ちを取り戻すことができるのです。
悩みを「手放す」ウォーキングの活用術
心が落ち着かない時に、ウォーキングをより効果的に活用するためのヒントをご紹介します。
- 歩きながら頭の中で悩みや考え事をするのではなく、「足が地面につく感覚」や「腕が振れるリズム」だけに意識を集中させてみましょう。これは「歩行禅」とも呼ばれ、今この瞬間に意識を向けることで、過去の後悔や未来の不安から心を解放する効果があります。
- 心を落ち着かせるためのウォーキングでは、無理に速く歩く必要はありません。自分が「心地よい」と感じる、会話ができる程度のペースで、リズムに身を任せてください。
- どうしても頭から離れない悩みがある場合は、歩きながら誰にも聞こえない程度の声で声に出して言ってみる、あるいは、止まった時にメモに書き出してみるのも有効です。外に出すことで、頭の中だけで考えるよりも、客観的に捉えられるようになります。
私たちの体と心は密接につながっています。体がリズムを刻むことで、心も自然とリズムを取り戻し、安定するのです。もし今、心に少しでも曇り空を感じているなら、靴を履いて、外に出てみましょう。一歩踏み出すそのリズムが、きっとあなたの心を晴れやかにしてくれるはずです。
