今日は、むつ歩こう会の定例活動日でした。
むつ歩こう会は原則として毎週金曜日午後2時、むつ市真砂町の「しもきた克雪ドーム」でウォーキングを楽しんでいます。皆さんもお気軽にご参加ください。一緒に歩きましょう。
🐻 安全第一!ウォーキングを「いつ」「どこで」楽しむか
今回は、私たちがウォーキングを長く、楽しく続けるために不可欠な「安全に歩くための工夫」について書いてみました。
人通りが少ない時間帯・場所のリスク
健康のために歩いているのに、思わぬ事故やトラブルに巻き込まれては元も子もありません。特に夜間や早朝、人通りが少ない道には、様々なリスクが潜んでいます。
1. 事故・怪我のリスク
- 視界不良による転倒: 暗い時間帯は、小さな段差や石につまずきやすく、転倒のリスクが高まります。
- 交通事故: 車や自転車の運転手からも視認されにくく、特に黒っぽい服装では大変危険です。
- 防犯上のリスク: 不審者との遭遇や、体調不良を起こした際に発見が遅れるリスクが高まります。
2. 地域特有の危険(クマや野生動物)
私たちの住む地域では、近年、クマをはじめとする野生動物との遭遇リスクが増加しています。
- クマは早朝や夕方に活動が活発になる傾向があり、人里に近い山際や畑の周辺、河川敷などは特に注意が必要です。
安全を確保するための5つの鉄則
これらのリスクを避け、安心してウォーキングを楽しむために、以下の対策を徹底しましょう。
鉄則1:時間帯と場所を工夫する
- 明るい時間帯を選ぶ: 可能な限り、太陽が出ている明るい時間帯にウォーキングをしましょう。
- 人通りの多い道を選ぶ: 万が一、体調が悪くなったり、トラブルに遭遇したりしても、すぐに誰かに助けを求められるよう、人通りが多いコースを選びましょう。
鉄則2:家族や知人に「事前連絡」をする
- 行き先と帰宅予定時刻を伝える: 家族や親しい友人に「〇〇時頃に〇〇コースを歩きに行く」と必ず伝えておきましょう。予定時刻を過ぎても連絡がない場合、安否確認をしてもらうことができます。
鉄則3:通信手段と緊急連絡先を確保する
- スマートフォンを必ず携帯: 体調不良や緊急時にすぐに連絡が取れるよう、充電を満タンにしたスマートフォンを必ず持ち歩きましょう。
- 緊急連絡先を登録: 持ち物のなかに、「緊急連絡先」を書いたメモを加えましょう。
鉄則4:反射材と明るい服装を身につける
- たとえ明るい時間帯でも、車や自転車からの視認性を高めるため、蛍光色などの明るい服装を選びましょう。
- 夜間・早朝にやむを得ず歩く場合は、反射材(タスキやアームバンド)や小型のライトを必ず着用・携帯し、自分の存在を周囲に知らせましょう。
鉄則5:クマ対策を徹底する
- クマの出没情報に注意し、単独で山際を歩くのは避けましょう。
- クマよけの鈴やラジオなど、音が出るものを携帯し、自分の存在をクマに知らせましょう。クマは基本的に人間の存在を察知すると避けてくれると言われています。ただし、この頃は人に向かってくるクマがいるので、鈴を付けていれば安心とは言えなくなってきました。
私たちは健康の維持を目標にウォーキングを続けています。何よりも「無事に帰宅すること」が、次のウォーキングへの第一歩です。賢く、安全に配慮して、これからも歩く喜びを分かち合いましょう。

